働き方改革について企業が抱える課題や対応すべき取り組みを紹介した水町氏=佐賀市のホテルグランデはがくれ

 社会保険労務士制度創設50周年の記念講演会がこのほど、佐賀市で開かれた。東京大学教授の水町勇一郎氏(佐賀市出身)が、4月1日施行の働き方改革関連法について、企業が抱える課題や、その対応方法などを紹介した。

 働き方改革は正・非正規労働者の待遇格差の是正と長時間労働の抑制がポイントで、水町氏は年5日の年次有給休暇の取得について早期の対応を求めた。年休起算日をそろえて一括管理し、労働者の意見を聞き、時期を指定し年休カレンダーの作成などを勧めた。

 水町氏は「70年ぶりの労働法の改革。社労士と協力しながら就業規則を改定してほしい」と呼び掛けた。

 講演後はシンポジウムが開かれ、水町氏のほかに菊池泰文佐賀労働局長、大西健造全国社会保険労務士会連合会会長らが登壇し、事例紹介を踏まえて意見交換した。

 講演会は県社会保険労務士会が主催し、社労士ほか人事・総務担当者など約210人が参加した。

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