山の斜面に生えた竹を伐採する参加者=基山町園部

 九州電力の社会貢献活動「こらぼらQでん・里山で竹きり体験」が16日、基山町園部で行われ、同社社員やボランティアら約70人が山に茂る竹の伐採に取り組んだ。参加者はのこぎりを持って山に入り、里山保全のために汗を流した。

 「こらぼらQでん」は、同社が地域の人たちと協力し、九州各地で環境保全や地域活性化に取り組む活動。これまで県内では武雄市のイルミネーションイベントの準備や、佐賀城周辺の清掃などを行っている。今回は、里山保全に取り組む同町のNPO「かいろう基山」(西岡春男代表理事)と協力して実施した。

 参加者はのこぎりを手に斜面を登り、かいろう基山のメンバーの指導を受けながら竹切りに挑戦。「のこぎりの刃を水平に入れる」「竹を倒す前に下にいる人に大声で注意を呼び掛ける」などとアドバイスを受けた参加者は真剣な表情で作業に取り組み、竹が倒れるたびに充実した表情を見せていた。

 竹の伐採後は、竹炭を使ったコーヒー焙煎(ばいせん)などを楽しみ、作業の疲れを癒やした。初めて竹を伐採したという常藤久美さん(59)=福岡市=は「刃を水平に入れるのが難しかったけど、倒れた時はうれしかった」と笑顔を見せていた。

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