行事食への思いを語るキッチン・グランマの西山美穂子代表=有田町南原の同レストラン

 職業や地域を超えて、考えや近況を語る有田朝飯会の4周年記念行事が16日、有田町南原のレストラン「キッチン・グランマ」で開かれた。地元の行事食を提供している西山美穂子さん(72)や、長崎県の波佐見朝飯会会長で西海陶器の児玉盛介会長(69)が講演した。

 15年ほど前、観光で活気ある町にと女性グループをつくった西山さん。「有田は毎月行事があり、伝統食が残っていたので楽しむ会を始めた」といい、活動終了後もキッチン・グランマで毎月提供。「焼き物と食がうまく結びついて町が元気になれば」と語った。

 約200回を数え、有田朝飯会がならった波佐見朝飯会。町の基幹産業の農業と窯業に着目したグリーンクラフトツーリズムについて、児玉会長は「朝飯会で人の集まりをつくる中で出てきた新しい動きだった」と振り返り、「切磋琢磨しながら一つの運動体をどうつくるかが鍵」と連携の大切さを強調。また、「技術、文化、伝統もある窯業を、物ではなくて、違う要素で消費者に楽しんでもらうために知恵を絞って」と助言した。

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