地球温暖化対策や地域経済の循環をテーマに講演した枝廣淳子さん=佐賀市のグランデはがくれ

 地球温暖化や地域経済について考える講演会が18日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。翻訳家で環境ジャーナリストの枝廣淳子さんが講演し、「地域経済の現状を把握し、地域の隅々までお金を循環させることが大切」と強調した。

 市民や企業の経営者ら約150人が参加した。枝廣さんは、温暖化をはじめとするさまざまな課題に対して「折れないまちづくり」をするため、「地域の未来についてビジョンを共有し、外部に頼らない地域経済の構築が必要」と説いた。温暖化対策は、二酸化炭素を減らすことに加え「温暖化したときの備えも重要」と指摘し、「地域にどう影響が及ぶかを考えなければならない」と述べた。

 講演会の前には、佐賀市富士町で枝廣さんと地元住民の意見交換会もあり、林業や農業の従事者が経済循環の取り組みなどを話し合った。枝廣さんは「地域のつながりで経済が構築されているが、もっと地域内のつながりを強めるべき」とし、「都市部は各地域の恩恵を受けている。都市部が地域に対して対価を払う仕組みづくりも必要」と話した。

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