佐賀市の旧富士小学校体育館改修問題で、一連の事業を主導した畑瀬信芳副市長が18日、引責辞任した。

 秀島敏行市長は26日に開会する定例議会の会期中に関係者の処分案を提出する予定で、畑瀬氏は処分を受ける前に自ら辞職を申し出ていた。昨年7月1日からの在任期間に応じた退職金約200万円が支払われる。任期は4年間だった。

 畑瀬氏は総務部長時代、親しい関係にあるサッカーJ1・サガン鳥栖運営会社社長の竹原稔氏から、新たに立ち上げるバスケットボールチームの練習場確保を相談され、体育館を改修するよう職員に指示した。

 市議会総務委員会の調査ではこの間、議会には一切報告せず、本来とは異なる予算から約3100万円を流用し、一部の職員だけで進めるなど本来の組織運営から逸脱した。改修費を支出した2017年度予算は市議会が全会一致で「不認定」とした。

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