食育について語る県有明海漁協の江頭忠則専務理事=佐賀市の佐賀メディカルセンタービル

 県内の食育活動を共有する食育推進交流会(佐賀県、西九州大共催)が13日、佐賀市の佐賀メディカルセンタービルで開かれた。栄養士、学校職員など約100人が講話を通して食育への知識を深めた。

 県有明海漁協の江頭忠則専務理事は「子どもの味覚形成は生後7カ月ごろから始まる」と紹介。その上で「子どもには本物の食事を提供してほしい」と佐賀のりの普及を呼び掛けた。

 佐賀市の北川副小の百武裕美栄養教諭は学校の取り組みを報告。農家による講話、郷土料理を味わう体験会を例に上げ、「子どもにはたくさんの食体験をさせて、佐賀の魅力を伝えるべき」と話した。

 嬉野市商工会の白濱幸広事務局長も「価格だけで食品を判断せず、生産者の思いや苦労をもっと知る必要がある」と持論を語った。

 幼稚園の栄養士を務める中野綾香さん(23)=伊万里市=は「味覚の形成は思っていたより早い。幼い子どもを扱う仕事なので責任感を感じた」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加