トヨタ紡織九州-湧永製薬 後半、トヨタ紡織九州のLW梅本貴朗がこの日4点目のゴールを決め、20-14とする=神埼市の神埼中央公園体育館

 試合を左右する大事な局面で、トヨタ紡織九州のLW梅本貴朗のゴールが流れを引き寄せた。一進一退の攻防が続いた前半20分すぎ。素早いパス交換からボールを受け、迷わずに右腕を振り抜いた。「昨日やっと(順位を)抜いた。昨日より大事な試合で集中してやれた」と勝利の喜びをかみしめた。

 湧永製薬とは今季2度の対戦でいずれも1点差負け。「相手GKに苦手意識があった」(梅本)と、過去の対戦ではシュートの確率が悪く、敗戦の責任を感じていた。それでもこの日は流れを変える場面で連続得点を奪うなど4得点をマーク。「3戦目で攻略できた」と胸を張った。

 梅本は今季限りで引退する上田宏紀、藤本拓と同じポジション。同じく引退するRW鈴木済も含めて「いろいろ教えてもらってお世話になった。連勝して気持ちのいいまま送り出したい」。そんな思いも強かった。

 1週間後は今季1勝1敗のトヨタ車体と戦う。「今日みたいに守備が機能すれば、必ず勝機はある」と梅本。「しっかり勝ち越して終わる」と勝利だけを見据えた。

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