野球部員のアドバイスを受けながらバッティングに挑戦する子どもたち=佐賀市の龍谷高校グラウンド

 野球やソフトボールに似たスポーツ「ティーボール」の体験教室が17日、佐賀市の龍谷高グラウンドで開かれた。野球の底辺拡大に向けた取り組みの一環で、参加した園児ら約20人は「打つ」「投げる」「走る」といった球技の魅力に触れた。

 ティーボールにはピッチャーがおらず、ホームベース後方に置いたバッティングティーに載せ、止まったボールを打って競技を始める。野球やソフトボールの入門的な位置づけで、軟らかいボールを使用するため老若男女が楽しめる。

 この日の教室は同校の野球部員がサポートした。子どもたちは「手をチューリップのように」などとアドバイスを受けながら、フライやゴロを捕る練習に取り組んだ。ティーに載せたボールを打つ打撃練習では、いい当たりが飛ぶと部員から「うまい」「ナイスバッティング」と声が上がり、子どもたちは得意げな笑顔を見せていた。佐賀市の古川敬人君(7)は「打つところが楽しかった。(競技初体験でも)うまくいった」と話していた。

 日本高野連から各県に贈られた道具一式を使い、同校が初めて開いた。徳山誠一朗監督は「野球人口が減り、佐賀市でも中体連では(複数校で)合同チームを組むところが増えてきている。子どもたちが競技に触れ合うことで、底辺拡大のきっかけになれば」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加