「コンビニおにぎりが有明ノリを救った」と語る荒牧教授=佐賀市文化会館

 環境保全と健康推進を考える「佐賀市環境保健推進大会」が13日、佐賀市文化会館で開かれた。市民ら約750人が「『身近なところから一歩ずつ』を合言葉に、環境にやさしい行動と健康づくりを実践する」という大会宣言を採択した。

 基調講演では、さが水ものがたり館館長で、佐賀大名誉教授の荒牧軍治さんが「有明海の食の魅力から環境問題を考える」と題して語った。有明のりは進物需要の落ち込みを業務用に支えられたとして「コンビニおにぎりが有明のりを救った」と指摘。セブン-イレブンが開発したおにぎり用パッケージが転機になったと解説した。有明のりの魅力である口溶けの良さが、従来のじか巻き方式ではべたつきとして敬遠されてしまったが、食べる直前に巻く新パッケージが状況を一変させたという。

 荒牧教授は、新たな佐賀の食文化として「板のりを、その場で焼いて食べてみて。中毒になるくらいうまい。この食べ方を広めたい」などと語っていた。

 このほか、環境保健に取り組んできた功労者や永年勤続者の表彰、子どもたちによる環境活動の発表もあった。

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