「10日間かけて撮影することもある」と話す新原和俊さん=佐賀市富士町の熊の川温泉「ちどりの湯」

 高校教諭の新原和俊さん(66)=小城市=が、佐賀市富士町の熊の川温泉「ちどりの湯」で九州の鉄道を中心に撮影した鉄道写真展を開いている。鉄道を撮影する“撮り鉄”として55年活動してきた新原さんの渾身(こんしん)の作品が並ぶ。3月末まで。

 「鉄道に魅せられて」と銘打った写真展では、新原さんが撮りためた写真約100枚を展示。うろこ雲を背景に朝日に照らされた特急かもめや、満開の桜並木に沿って走る蒸気機関車「SL人吉」など四季折々の鉄道写真が、廊下や休憩室の壁に飾られている。

 写真展は2016年から始まり9回目で、毎回楽しみにしている人が県内外から訪れるという。季節や時間によって「偶然出合った列車」を写真に収めることも多く、興味深げに眺める人もいた。新原さんは「(来場者には)身近に走る列車を知ってもらい、鉄道に乗って旅に行きたいと思ってもらえれば」と話す。

 写真展の期間中、同温泉を含む熊の川温泉と古湯温泉では24日、温泉と日本酒が楽しめる「はしご酒」も開かれる。

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