勢いよく水を掛け合う青年たち=神埼市の大島地区

 神埼市千代田町大島地区に250年以上伝わる「水かけ祭り」が16日、同地区にあるクリークの橋で行われた。寒空のもと、鉢巻きに締め込み姿の青年ら約10人が互いに水を掛け、無病息災を祈った。

 日暮れ前の午後6時ごろ、二手に分かれた若い男性がバケツにくんだクリークの水を威勢よくかけ合った。写真愛好家や地元住民らも見物に訪れ、伝統行事として続く風景を写真に収めていた。7年ぶりに参加した神代将平さん(28)=福岡市=は「今日のために実家に帰ってきた。久々に参加して楽しく、最高に寒かった」と話した。

 水かけ祭りは、福岡県の英彦山神社に参拝する1カ月前に身を清める儀式として始まった。今では五穀豊穣(ごこくほうじょう)や無病息災を願う伝統行事として地区の住民らが受け継いでいる。

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