新人の槙原聖二氏(54)が敗れ、自民党佐賀県連が推薦した鳥栖市長選の候補としては4連敗となった。2017年の衆院選で小選挙区の公認候補が敗れて以降、組織を挙げて体制の立て直しを図ってきただけに、県連関係者には落胆が広がった。

 県連は今回、推薦の決定までに一定の手続きを踏んだ。地元支部からの要請に対し、過去の市長選3連敗の原因や、市政の問題点などへの見解を求め、回答を代表役員会の全委員が吟味した。そうして選挙戦略を立てて臨んだが、僅差で落選した。留守茂幸会長は「とにかく有権者の投票行動につなげられなかったことに尽きる」と過去最低を更新した低投票率を嘆いた。

 県議選を含む統一地方選を控える中、影響を懸念する声もある。ある県議は「自民が前に出過ぎた。敗戦の印象は県議選で何の得にもならない」と受け止める。推薦の判断には理解を示しつつも「執行部の求心力低下は避けられないだろう」と述べた。

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