屋内を調べ、間取りを書く坂井さん(左)=佐賀市大和町の古民家

 佐賀市シルバー人材センター(山口雅久理事長)が派遣した木造空き家簡易鑑定士が11日、佐賀市大和町の築150年の民家を鑑定した。同センター会員の派遣による古民家鑑定は佐賀市内では初めて。全国的に空き家や古民家の活用が呼び掛けられる中、高齢者が働く場を広げる足がかりにもなる。

 県内の貴重な古民家や資材を残そうと、同センターと全国古民家再生協会が協定を結び、2年前から鑑定士の育成を始めた。現在は8人が古民家に使われる古材を評価する「木造空き家簡易鑑定士」の資格を持つ。

 この日はセンターから坂井正吾さんと田中良一さん、サポート役として古民家鑑定士の岩宗和人さんが訪れた。メジャーで柱の間などを計って間取りを書いたり、天井の雨漏りや老朽化の状態など20項目を調べたりした。1級建築士の資格を生かして働く坂井さんは「佐賀にも眠っている古民家はまだまだある。風の通りや造りを生かし、リフォームや活用につなげてもらえたら」と話した。

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