スライドを見せながら、介護計画を報告する学生=佐賀市の佐賀女子短大

 介護福祉士などを目指す佐賀女子短大の「福祉とソーシャルケアコース」の2年生が、実習を通じた事例研究を同校で発表した。留学生3人を含む11人が、介護施設の利用者1人をモデルに、日常生活での高齢者の意欲向上や体力維持を目的とした取り組みを報告した。

 学生は5週間の介護実習期間中、対象者の生い立ちや性格、本人と家族の要望などの情報を集めて分析。課題を見つけ、より良い生活を送れるよう、軽い運動や折り紙、習字など、一人一人に合わせた援助に取り組んだ。

 鳥栖の介護施設に就職するベトナムの留学生ファム・ティ・トゥイさん(22)は「2年間でコミュニケーション力が上がった。日本で介護の経験を積み、自分ができることを探したい」と意欲を見せた。

 同校は来年度、ミャンマーから約20人の留学生を迎える。卒業後の留学生らの受け入れ先の一つとなる特別養護老人ホーム「斉昭園清涼館」(嬉野市)の小佐々徹心施設長は「日本語のレベルや介護の専門知識、勤勉さなどが分かり、安心感が生まれた。短大2年間で仲間と共に支え合う大切さを知ってほしい」と話した。

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