展示されるアーティストのTシャツ=佐賀市高木瀬町の社会福祉法人はる

 社会福祉法人はる(佐賀市高木瀬町)と障害のある人の芸術活動を支援するプロジェクト「SANC(サンク)」が主催するTシャツ展が19日から、佐賀市のゆめタウン佐賀1階のセントラルコートで始まる。14人のアーティストによる、自由な感性にあふれたTシャツ52点が鮮やかに会場を彩る。24日まで。

 SANCに参加する福祉施設の職員らが、業務の中で出会った「アーティスト」の絵画をTシャツにプリントして展示する。SANCの上田諭さん(32)は「『面白いから伝えたい』が出発点。福祉スタッフだからこそ知っている才能を、アーティストとして外に発信したい」と話す。

 プリントされた絵は、参加アーティストが日常の中で描いたもの。大胆な造形や目の覚めるような色使い、集中力に感嘆させられる細やかな描き込みなど、絵画の先入観にとらわれない作品群に目を奪われる。

 上田さんは「障害者支援の枠にとらわれず、気軽に作品を見てもらいたい」とした上で、「アートを媒介に、障害は『隠すものでなく、どこにでもあるもの』という認識が広がったらうれしい」と話す。

 展示するTシャツは1枚3500円(税込み、送料無料)で受注販売する。問い合わせはSANC、電話080(2794)6195。

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