16回にわたる調査を終えて、最終報告書をまとめた佐賀市議会総務委員会=佐賀市

 佐賀市の旧富士小学校体育館改修問題を調査してきた市議会総務委員会(山下伸二委員長、8人)は15日、最終報告書をまとめた。昨年11月2日から16回にわたる調査で判明した事実と、残された疑念を明記した上で「二度とこのような事態が起きないよう早急に対策を講じ、市民や議会の信頼回復に努められること」を市側に求めている。

 18日以降に武藤恭博議長に提出した上で、26日に開会する定例議会で山下委員長が報告する。報告書はA4判11ページで、畑瀬信芳副市長が一連の事業を主導したと認定。残された疑念として、改修方針に本来の目的だったバスケットボールチームへの練習場提供が記されず、議会への報告も一切なかった点を挙げた。「決して隠す意図はなかったとのことだが、到底納得できるものではなく、疑念は払拭できない」と厳しく批判している。

 15日の総務委では文言の修正などを協議し、最終的な取り扱いを委員長に一任した。山下委員長は「短期間にもかかわらず、委員には熱心に議論してもらった。この報告書を基に、執行部にはしっかりと再発防止策に取り組んでもらいたい」と述べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加