花束を受け取り、庁舎を後にする岩島正昭町長=太良町役場

 17日で任期が満了する藤津郡太良町の岩島正昭町長(72)の退任式が15日、町役場であった。岩島氏は職員に感謝の言葉をかけながら「町の活性化、存続のためにこれからも頑張ってほしい」とエールを送った。

 岩島氏は2007年、当時の百武豊町長の急逝に伴って町長選に立候補し、初当選した。3期12年について「長いようであっという間だった。『あと1期』という声もあったが、申し訳ない」と振り返った。

 町の最重要課題に、著しいペース進む人口減少への対策を挙げた。「子育て支援のまち」づくりに関する助成事業や住宅整備などで、合計特殊出生率が県内自治体でトップに上昇したことに「皆さんの下支えがあってこそ」と謝意を示した。その上で「5年、10年先の町づくりを真剣に考え、新町長の手助けをお願いしたい」と呼び掛けた。

 職員は花束を贈り、12年間のかじ取りをねぎらう横断幕を掲げて見送った。

 新町長の永淵孝幸氏(70)は18日に初登庁する。

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