国際見本市「ニューヨーク・ナウ」で最優秀新商品賞を受賞した香蘭社の「ピンストライプレリーフ カップ&ソーサー」のRuri

 有田町の老舗陶磁器メーカー「香蘭社」の新作が、米ニューヨークで開かれた北米最大級の国際見本市「ニューヨーク・ナウ」で最優秀新商品賞を受賞した。ピンストライプの彫りを施した瑠璃釉(るりゆう)のカップ&ソーサーで、深川祐次社長(61)は「新しい挑戦が認められたのは名誉なことで、会社の成長につなげていきたい」と喜んでいる。

 有田焼創業400年の2016年度から3年計画で、佐賀県が取り組む米国市場開拓推進事業の一環で出展した。18年2月から計3回、有田焼の事業者が7、8社ずつ参加してきた。

 今回の見本市は3~6日に開かれ、県出展ブースの代表として応募した新商品「ピンストライプレリーフ カップ&ソーサー」の「Ruri(ルリ)」が「テーブルトップ+グルメ・ハウスウエア」部門で最優秀に輝いた。

 「Ruri」は全体に線状の彫りを巡らせ、瑠璃釉を施した。ソーサーは表と裏面の彫りのラインをそろえる高度な技術を用いた。カップは持ち手がシャープな形で、三つ足のモダンなデザインを採用した。

 インテリア・ギフト商品が集まる見本市は毎年2月と8月に開かれている。毎回約2800社が出展し、米大手百貨店などのバイヤー約4万5千人が来場する。県経営支援課は「出展者の継続的な取引体制の確立を目指しており、受賞をきっかけに需要につながることを期待したい」と話す。

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