割れたり作品にならない有田焼でアクセサリーを作っている、すみれ製造所の前田裕子さん

 作品にならずに廃棄される有田焼を有効活用したアクセサリーを手掛けるすみれ製造所(西松浦郡有田町)の前田裕子さん(40)が、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を行っている。釉薬の光沢や模様を生かしたブローチなどを制作しており、活動紹介を兼ねて取り組んだ。

 窯業に携わる中で、焼成時に割れたり、窯変の具合で処分される磁器を、アクセサリーにしようと思い立ち、2017年3月に同製造所を立ち上げた。

 陶片をカットして楕円や丸形、ティアドロップ形に加工、周りを編み込んだ糸で囲んだ。辰砂しんしゃや瑠璃釉などのネックレス、ブローチ、ピンブローチがある。ピンク、ブルー系など各5~7色で、周囲を毛糸やスパンコールで飾ったものもある。

 「きれいな釉薬の磁器が捨てられるのがもったいなくて、サスティナブル(持続可能)なアクセサリーを思いついた」と前田さん。CFの目標額は20万円で、期間は3月末まで。支援額に応じてアクセサリーの返礼品を贈る。CFのサイトはhttps://www.makuake.com/project/smilemon/

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