2018年9月、福井国体の競泳少年女子A100メートル自由形で優勝し手を振る東京・池江璃花子選手=敦賀市総合運動公園プール(共同通信)

 競泳女子の池江璃花子選手(18)の白血病公表を受け、佐賀県内で受け付けた日本骨髄バンク(東京)の登録者数は13、14日の2日間で、20~40代の18人に上った。佐賀市の「献血プラザさが」で登録窓口を担当する佐賀県赤十字血液センターによると、通常、登録者は月10~20人といい、「2日間で20人近い登録は異例。池江選手の公表で、県内でも関心がかなり高まった」と話す。

 日本骨髄バンクによると、ドナー登録は、体重が男性45キロ、女性40キロ以上で18~54歳の健康な人などの制限が設けられている。全国の登録者は昨年12月末現在で約49万3600人、県内は4810人。同バンクは、「佐賀は10代登録数が18人と極端に少ない」と病気が少ない若い世代の登録を呼びかける。移植を待つ国内登録患者数は1347人。適合者が見つかる割合は、兄弟姉妹間が4分の1、非血縁者間は数百から数万分の1と低くなる。

 2年前、骨髄を提供した社会起業家の大野博之さん(55)=佐賀市=は「提供を受けた患者の命が救えると同時に、その家族と、闘病を支えた周囲の人たちと喜びが分かち合えるのを知ってほしい」と、ドナーの登録を呼びかける。

 県内の骨髄バンク登録は献血プラザさが=佐賀市八丁畷町、電話0952(32)1011=、唐津保健福祉事務所=唐津市大名小路、電話0955(73)4186=、杵藤保健福祉事務所=武雄市武雄町昭和、電話0954(22)2104=の3カ所で受け付ける。

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