スーパーティーチャー制度の給与面などについて意見交換する委員=平成19年2月15日、若楠会館

 教科の授業や生徒指導などで優れた力量を持つ教員を対象にした「スーパーティーチャー(ST)制度」を、県教委が試行導入する方針を示した。2008(平成20)年3月には、小中高校計5人の教諭が初めて認証された。18(同30)年度は更新者を含めて計25人だった。

 STは教科授業や生徒指導で力量の高い教員として認証され、学校現場の指導力向上のため初任者研修の講師を務めるほか、公開授業を実施する。40歳以上の教員が対象で、1年ごとに更新する。県教委によると、対象となる分野は主要科目の他、肢体不自由の児童生徒への指導、道徳教育、ICT教育などがある。中学校に限り、生徒指導のSTもいる。

 中央教育審議会が05(同17)年10月の答申で、教師のキャリア複線化の案として打ち出した。

 県教委が導入方針を示した当時は、07(同19)年3月末までに要項をまとめ、募集期間を経て同9月からの試行を目指していた。ところが同6月の学校教育法改正で新設された「指導教諭」との違いなどを整理する必要から、実際の導入は約半年遅れ、08年度からとなった。(新元号まであと75日)

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