参拝客の足元に灰をかけて厄払い=唐津市湊の湊疫神宮

 参拝客の足元に灰を振りかけ厄を払う「灰振り祭り」が11日、唐津市湊の湊疫神宮(みなとやくじんぐう)(八坂神社)で行われた。今年厄年を迎える家族連れらが市内外から訪れ、無病息災や家内安全を祈った。

 SNS効果もあって参拝客が増えているといい、参道には長い列ができ、若い女性の姿も目立った。同市東城内の山口夕子さん(63)は家族が厄年の時は欠かさず参拝。今年は東京にいる娘婿が前厄の41歳で、「病気をせず健康でいられますように」と手を合わせていた。

 神功皇后が朝鮮半島の新羅出兵の際、サカキを焼いた灰を振ったところ、海上の濃霧が晴れたという伝説に由来する祭り。灰振り役は前厄の男性が担当し、今年は21人のうち地元在住は7人。左官業の小林晃平さん(40)らは「地元に残っている者は減っているが、湊出身者同士、協力して伝統を守っていきたい」と話していた。

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