福伊勢餅投げで手を伸ばす参拝客ら=佐賀市伊勢町の伊勢神社

 「九州のお伊勢さん」として知られる伊勢神社(佐賀市伊勢町、古川和生宮司)で10、11の両日、伊勢大神宮大祭が開かれた。恒例の「福伊勢餅投げ」では、「福」を求める参拝客でにぎわった。

 10日夕方から火入れ式や特別祈願祭、鏡開きがあった。大祭を取り仕切る第97代伊勢会の大神、福岡桂さん(福岡商店社長)、指定小神、地区小神27人が参加した。ハズキルーペなどが当たる福引きもあり、参拝客は名物の伊勢うどんを味わいながら商売繁盛などを祈願した。

 11日は式典の後、2回に分けて餅投げが行われた。97代、98代伊勢会が特設舞台に上がって餅を振る舞い、参拝客は懸命に手を伸ばした。舞台では面浮立、日本舞踊なども披露された。

 伊勢神社は1544(天文13)年、肥前田手に住む杉野隼人の熱心な願いで三重県の伊勢皇大神宮から分霊を許された。全国で唯一の分霊で、三田川、鍋島、伊勢町と遷宮された。大祭は1923(大正12)年から続いている。

このエントリーをはてなブックマークに追加