大会に向けて200本のコッペパンを焼き、試行錯誤を重ねたという山下桃佳さん

全国高校生パンコンテストの手仕込み部門で1位になった山下桃佳さん=唐津市神田の唐津南高

 唐津南高食品流通科1年の山下桃佳さん(15)=唐津市山本=が、パン作りの技術を競う全国高校生パンコンテストの手仕込み部門で1位に輝いた。応募作品261個のコッペパンの中から最高の1個に選ばれ、山下さんは「努力が報われた」と喜んでいる。

 コンテストは1月19日、静岡県伊豆の国市で開催。地産地消部門やレーズン部門など5部門に521作品の応募があり、中でも、コッペパンの出来栄えを競う手仕込み部門への応募が最も多かった。

 山下さんを含む4人が書類審査を通過し、本戦に出場。食品会社社員やパン職人の前で実際にパンを作り、手際の良さや色、形などを競った。

 作り方は事務局からある程度指定される一方、細かい水の量などは出場者にゆだねられる。山下さんは生地からガスを抜く作業に時間を掛けるなど丁寧な工程で高品質のパンを作った。

 大会当日までに焼いたパンは約200本。部活が終わった生徒に食べてもらい感想を聞くなどして試行錯誤を重ねてきた。山下さんは「普段通りの実力が出せた。ずっと頑張ってきたので結果が出てうれしい」と笑顔。将来は食品製造に関わる仕事を志し、「オリジナルのパンを作って周りの人に振る舞いたい」と話している。

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