1日に1回目の交流会が開かれた伊万里市のがんサロン「ひだまり」=同市二里町の山元記念病院

 がん患者とその家族が交流する「がんサロン」が伊万里市にできた。月1回集まって悩みや不安を語り合い、医療従事者らによる相談支援も行う。温かい雰囲気の居心地のいい場所になるよう、会の名称は「ひだまり」にした。

 交流会は毎月第1金曜日の午後1時半から2時間、二里町の山元記念病院で開く。がんの予防啓発や患者支援に取り組む代表の小宮由美子さん(36)が、夫が治療を受けている同病院に相談して場所を提供してもらった。

 佐賀県や市の関係機関によると、地域に開かれたがん患者の交流会が伊万里市にできるのは初めて。今月1日の初会合には、立ち上げメンバーのほかに県内の他の地域で活動しているがんサロンのスタッフも集まり、会の在り方を話し合った。

 がんの当事者も参加した。今は上峰町のがんサロンに通っている伊万里市立花町の山浦幸次郎さん(77)は、「私にとってサロンの仲間は心の支え。これからは伊万里の方にも参加して、自分の経験を生かせればと思う」と話す。

 小宮さんは「和気あいあいと語り合える場にしたい。他院で治療を受けている人やその関係者もぜひ参加してほしい」と話す。問い合わせは小宮さん、電話090(2784)9106。

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 伊万里・有田地区のがんサロンは他に「クローバーの会」があり、有田町の伊万里有田共立病院で偶数月の第2土曜日に開かれている。問い合わせは池田さん、電話090(5382)5235。(青木宏文)

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