任期満了に伴う鳥栖市長選は10日告示され、新人で元市市民環境部次長の槙原聖二氏(54)=自民党推薦・萱方町=と、4選を目指す現職の橋本康志氏(63)=本町=の2人が無所属で立候補した。昨年末の計画発表直後に白紙撤回された鳥栖駅周辺整備や、橋本市政3期12年間の評価などを争点に激戦が予想され、17日に投開票される。

 市長選は過去3回、選挙戦になり、いずれも橋本氏が、自民などが推薦する候補者を破っている。今回はこれまでと同様に政党の推薦を受けていない橋本氏に、元部下で自民の推薦を受けた槙原氏が挑戦する構図になっている。

 両候補は午前8時半からの届け出を済ませ、神社などで第一声を上げた。

 槙原氏は「鳥栖市はこの12年間、何も変わらなかった。現状を変えるために必ず勝利したい」と決意表明。人や道路、文化、福祉、子育てなどに「計画的な投資が必要。これからの4年間、鳥栖市が停滞するか前進するかを決める選挙だ」と市政の刷新を訴えた。

 橋本氏は国道3号拡幅などの道路整備、浄水場施設の更新、次期ごみ処理施設建設などの事業を挙げて「12年間で仕込んできたものが実現しかかっている。さまざまな困難もあるが、みなさんの力添えをいただきながら解決していく」と市政の継続を訴えた。

 投票は17日午前7時から午後8時まで23投票所で行われ、即日開票される。期日前投票は11~16日の午前8時半から午後8時まで市役所で実施する。9日現在の選挙人名簿登録者数は5万8331人(男性2万7775人、女性3万556人)。

 

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