発掘調査が行われた木組骨格をのぞき込みながら説明に聞き入る参加者ら=佐賀市川副町の三重津海軍所跡

 佐賀市のユネスコ世界遺産「三重津海軍所跡」の発掘調査説明会が9日、佐賀市川副町の現地であった。3月には保存のため埋め戻す予定で、最後の一般公開。約370人の参加者たちは、ドライドックを上からぞき込み、興味深げに最新の調査結果に耳を傾けた。

 小雨が降る中始まった1回目の説明会には約50人が参加。今回の調査で深く掘り起こしたため、くいの一部は3・5メートル以上の長さがあることが分かり、壁の耐久力の調査や構造の解明につながるという。表面を覆ったわらが残った非常に良好な状態の土のうを発見したことも報告された。

 2009年の発掘当初から度々訪れているという佐賀市の山口安徳さん(69)は「来る度に新発見があり興味が尽きない。次は何が分かるのだろう」と期待した。

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