LGBT成人式であいさつをする「新成人」=平成29年2月12日、佐賀市松原

 同性愛や性同一性障害など性的少数者(LGBT)のための成人式が、佐賀市で開かれた。ありのままの自分で生きていきたいと望む人々が「成(な)りたい人になる」ための式典と位置づけ、県内のLGBT支援団体「アオ・アクア」が初めて開催。県内外から31人が参加した。

 性的指向や性自認、年齢に関わらず参加できる式典と交流会を実施した。望む性に合わせて振り袖やスーツを貸し出し、着付けやヘアメークもできるようにした。

 LGBTは、同性愛のレズビアンとゲイ、両性愛のバイセクシャル、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの頭文字をつなげた性的少数者の総称。LGBT成人式は、「着たい晴れ着を着られない」「カミングアウトをしていないので、同級生と語りづらい」といった理由で自治体の成人式への出席をためらう人が多いことから、東京のNPOが2011(平成23)年、代わりの式典として初めて開いた。以後、全国に広がりを見せている。(新元号まであと78日)

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