大勢の来場者の視線を一点に集め、ガラスの茶室で行われたお点前パフォーマンス=佐賀市の県立美術館

 世界的デザイナー吉岡徳仁さん(52)=佐賀市出身=の先鋭的な作品を集めた特別展「吉岡徳仁 ガラスの茶室-光庵(こうあん)」(佐賀県立美術館、佐賀新聞社、サガテレビ主催)がきょう11日、閉幕する。佐賀市の県立美術館に設けた茶室で、10日には期間中最後となるお点前のパフォーマンスがあった。来場者は透き通った和室で披露される日本の伝統文化を堪能しつつ、インスタ映えするシルエットに浮かんだ厳かな作法をスマートフォンなどで収めていた。

 お点前を披露した茶道宗偏流佐賀支部の福島麻友美さん(26)=基山町=は「流派の特徴である、姿勢の良さを意識して作法に挑んだ。ただ、多くの人に囲まれてお点前を披露するのは初めて。かなり緊張した」とほっとした様子。「中が透けて見える茶室なので、自分なりの茶道の流儀を思い浮かべるのも楽しみ方の一つでしょう」と、この機会の鑑賞を勧めていた。

 最終日は学芸員による作品解説が午前11時、午後1時、同3時にある。観覧料は一般・大学生1300円。高校生以下、障害者手帳所持者と介助者1人は無料。午前9時半から午後6時まで。

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