巨大なスワロフスキーをアクリル樹脂に閉じ込めた作品に見入る来場者=佐賀市の県立美術館

ガラスのベンチに座り、写真に納まる子どもたち=佐賀市の県立美術館

 佐賀市の県立美術館で開かれている特別展「吉岡徳仁 ガラスの茶室-光庵こうあん」(佐賀県立美術館、佐賀新聞社、サガテレビ主催)は、11日の会期末まであと2日となった。九州初公開の茶室を見逃すまいと多くの人々が訪れ、ガラスが生み出す幻想的な光の空間に酔いしれている。

 特別展は、ガラスの茶室やガラスのベンチ「Water Block」など、世界的デザイナーでアーティストの吉岡徳仁さん(52)=佐賀市出身=の作品を展示している。9日は野中耕介学芸員が作品のポイントを解説し、来場者が熱心に聴き入っていた。

 みやき町の公務員安永愛理さん(22)は「吉岡さんのファンで、ガラスの茶室はずっと見たかった。雑念が取り払われた無の境地を感じた」と作品に刺激を受けた様子だった。

 特別展の観覧料は一般・大学生1300円。高校生以下や、障害者手帳を持つ人とその介助者1人は無料。10日は学芸員による解説のほか、ガラスの茶室でお手前のパフォーマンスが行われる。

 

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