世界最大の磁器製座りびな7段飾りに見入る来場者=有田町のアリタセラ

 世界最大の磁器製七段飾りなどさまざまなひな人形を展示した「第15回有田雛(ひいな)のやきものまつり」が9日、有田町一帯で始まった。色鮮やかな焼き物の人形や、各家庭に伝わるひな段飾りが陶磁器店や施設に並び、来場者が鑑賞を楽しんでいる。3月17日までの期間中、各飲食店でのひいなランチの提供や、絵付けなど多彩な企画でもてなす。

 高さ2メートル70センチの七段飾りは、アリタセラ(有田焼卸団地)のギャラリー青磁で見学できる。3年がかりで2006年に完成した大作で、ぼんぼりや道具類も全て焼き物製。染錦の精緻な絵付けが施され、来場者は次々と写真に収めていた。久留米市の40代女性は「色鮮やかできれい。風情を感じる」と職人技に感心していた。

 有田館では、ひな人形絵付け体験を楽しむ親子連れも。油性ペンで白磁2体に思い思いの絵を描いた。持ち帰りでき、料金1080円(数に限りあり)。

 土日祝は、車中で有田案内のガイド付きの無料周遊バス、着付けや食事券が付いた着物レンタル(2500円、3千円)なども行われる。問い合わせは観光協会、電話0955(43)2121。

このエントリーをはてなブックマークに追加