大志小児童の前で披露される能の演目「猩々」=唐津市北城内の埋門ノ館

 唐津市の大志小3年生約80人が7日、唐津市北城内の埋門ノ館で、日本の伝統文化である能について学んだ。太鼓や笛の音の迫力を体感し、演目「猩々(しょうじょう)」も見物した。

 笛と太鼓の奏者が実際に音を鳴らして見せた。横笛は能専用の笛で「能管」と呼ばれ、奏者は「たぶん世界で一番大きな音が出る笛」と説明。鋭い高音が響くと、児童らは驚いて耳をふさいだ。酒の妖精である「猩々」と男の交流を描いた演目が実演され、シテの低く震える声に聞き入った。

 体験授業は、日本の文化を学び、高齢者と交流する機会をつくろうと唐津・能の里づくり実行員会が毎年開いている。小林英資君(9)は「声がすごく伸びてて驚いた。最初は能のことがよく分からなかったけど、少し詳しくなれた」と話した。

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