国家資格「2級土木施工管理技術検定試験」の学科試験に合格した高志館高環境緑地科3年の生徒(提供写真)=佐賀市の同校

 佐賀市大和町の高志館高校環境緑地科の3年生22人が、国家資格「2級土木施工管理技術検定試験」の学科試験に合格した。昨年10月に試験が行われ、合格発表が1月にあった。試験対策の授業を行ってきた中島実貴也教諭(48)は「高志館高に携わってきた25年の中で、県内の他校の合格率を初めて上回ったと思う」と喜びを口にした。

 同学科の環境工学コースで学ぶ生徒26人が受験。「土木」の種別で、学科試験を受けた。合格率は84・6%で、全国平均の63・4%を大きく上回った。合格した生徒たちは実務経験を3年以上積むと、「実地試験」の受験資格が得られる。合格すれば2級土木施工管理技士となり、建設事務所の専任技術者や工事現場の主任技術者として活躍する道が開ける。

 試験は筆記で、土木工学に関する基礎的な知識や専門知識、法規の3分野から出題。生徒たちは昨年4月から授業などで、試験対策に励んできた。

 合格した山田陽人(はると)さん(18)は「覚える量が多くて大変だったが、勉強してきて良かった。就職した後も努力し、1級合格を目指す」と話した。山田さんは10月の試験前、学校の農業クラブとして出場した農業鑑定競技の全国大会で優秀賞にも輝いている。

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