第9回地域再生大賞優秀賞の表彰を受けた「牛津赤れんが会の田中正照会長=東京・平河町の都市センターホテル

 佐賀新聞など地方紙46紙と共同通信社が地域活性化に取り組む団体を支援する「第9回地域再生大賞」の表彰式が8日、東京都内で開かれた。佐賀県内から優秀賞に選ばれた牛津赤れんが会(小城市牛津町、15人)の田中正照会長(64)が表彰状を受け取った。

 牛津赤れんが会は、明治期に造られた国の登録有形文化財「牛津赤れんが館」を活用するまちづくりグループ。「アートなまち」をコンセプトにジャズコンサートや伝統芸能の発表会を2002年から続ける。17年には百貨店「玉屋」の礎を築いた初代田中丸善蔵らを描いた映画を制作し、エキストラなどで住民を巻き込み、県内各地で上映会が開かれた。

 田中会長は「行政の補助金に頼らず身の丈に合った活動を心掛けてきた。町民の支えがあってこその受賞で感謝したい。今後もあまり力まず、町を元気付ける取り組みをしていきたい」と笑みを浮かべた。

 大賞には、通訳などの活動で外国人と地域をつなぐ「多言語センターFACIL(ファシル)」(兵庫)が輝いた。

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