自慢の農産物を持ち寄り、ふるさと納税の返礼品として初めて出品したグリーンフィンガーのメンバー=上峰町内

 「安心で安全、おいしい農作物を食べて」-。三神地区の若手農業女子の集まり「グリーンフィンガー」(本間綾会長)が、自慢の農作物を広く知ってもらおうと、初めてふるさと納税の返礼品として野菜や果物の詰め合わせを出品、各地に発送した。本間さんは「自分たちと関わりのない場所に売ることは挑戦。ようやく形になった」と心を躍らせている。

 グリーンフィンガーは2015年9月に立ち上がった“農女”グループ。「大きな負担がかからず、みんなが楽しみながら」をモットーに、2カ月に1回程度、「お茶会」を開いて意見交換してきた。現在メンバーは約25人。

 「魅力ある生産物を詰め合わせにしてみてはどう」。ふるさと納税を活用していた大富藍子さん(みやき町)の提案がきっかけだった。最初はできるのか不安もあったが、「家族に食べさせたいという目線で作っている。おいしいものを食べてほしい」という思いを込めて行動に移した。

 1月30日にはメンバーが上峰町内に集まって箱詰め作業を行った。2種類の納税額に応じて、七つの農園などから持ち寄った新鮮な野菜や果物など、それぞれ11品目と16品目を詰め込んだ。「こんなに入れてもいいの」「もう少し細かく計算しなきゃだったね」と反省点も口にしながら、今回は10セットを準備した。

 鳥栖市や吉野ヶ里町などで開かれるイベントに「マルシェ」として出店することも考えているという。本間さんは「マルシェも返礼品も継続的にやっていきたい」と意欲を見せる。

 「このメンバーなら多くの品目がそろえられるので、ボリュームが出る」と本間さん。おいしい農作物を広く発信し、三神地区の農業を活性化させていくつもりだ。

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