リフターと呼ばれる機器を使って入所者を車いすからベッドに移乗する職員=2018年5月、多久市の天寿荘

 介護、看護現場で働く人の腰痛を減らそうと、佐賀労働局などは2月13日から、県内5カ所で「抱え上げない介護・看護」の研修会を開く。介護、看護現場では無理な姿勢での作業により、腰痛の労働災害が多発している。適切な作業方法を学んでもらい、労災を抑制する。参加無料。

 佐賀労働局によると、県内の社会福祉施設における腰痛などの労災(休業4日以上)は、08年の33件から17年には94件に増えている。このうち、腰痛や転倒が7割を占める。

 国は腰痛予防として、人力による抱え上げは避けるよう求める指針を出している。ただ、ほとんどの施設では人力で抱え上げられている実情がある。

 研修会は3時間で実技を重視した内容。理学療法士や作業療法士が講師となり、機器や道具を使い、無理のない姿勢での介護方法を教える。

 13日午後1時半から相知交流文化センター(唐津市)▽19日と3月20日の午後1時半から県在宅生活サポートセンター(佐賀市)▽2月25日午後2時から鳥栖市民文化会館▽3月4日午後1時半から武雄市文化会館▽3月11日午後1時半から伊万里市民センター、で実施。定員は各50人。参加には申し込みが必要。

 県リハビリテーション3団体協議会、県産業保健総合支援センターとの共催。申し込み、問い合わせは同センター、電話0952(41)1888。

このエントリーをはてなブックマークに追加