協働連携の協定を結んだ早稲田大学の田中愛治総長(左)と峰達郎唐津市長=唐津市役所

 唐津市と早稲田大学は7日、大学の知的資源を活用し、地域活性化や人材育成につなげる協働連携の協定を締結した。唐津市には2010年に系属校の早稲田佐賀中学高校が開校しており、一層の関係強化を図って相互発展を目指す。

 産業や教育、まちづくりなど包括的な内容の協定で、再生可能エネルギーの導入や移住・定住の促進、災害に強いまちづくりなど8分野で連携を模索する。

 市役所で締結式があり、昨年11月に就任した田中愛治総長は「早稲田佐賀の開学時に教務部長で関わり、唐津には深い思い出がある」とし、「再生エネルギーの研究フィールドとして有力な場所と聞いている。強力な連携関係があれば、さまざまな形で研究が進み、教育に資する」と大学としてのメリットを示した。

 唐津市はこれまでに早大大学院の二つの研究科と連携協定を結び、人材交流やインターンシップ、子ども科学実験教室に取り組んできた。峰達郎市長は「従来の協定を超えた協力体制の構築で、大きな実行力を生むものと期待している」と述べた。

 早大は北九州市に置く大学院情報生産システム研究科と早稲田佐賀を「九州の拠点」と位置付け、地域連携担当の理事が早稲田佐賀の理事長も兼任している。早大が県内自治体と同様の協定を結ぶのは佐賀県に次いで2件目。唐津市にとっては佐賀大、九州大に続く協定となる。

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