けがを乗り越え、1年9カ月ぶりに公式戦復帰を果たしたDF谷口博之(沖縄キャンプから)

 2017年5月に選手生命を脅かす大けがを左膝に負い、必死にリハビリを重ねてきたサガン鳥栖のDF谷口博之(33)が5日、1年9カ月ぶりに公式戦復帰を果たした。「痛みはゼロではないが順調にきている」と手応えを口にしていたベテランが、安定した守備で勝利に貢献した。

 谷口は中国・香港で同日開幕した「ルナー・ニューイヤーカップ」の香港選抜戦にセンターバックとして先発出場。相手に攻め込まれる場面もあったが、周囲と連係して前半を無失点でしのぎ、45分間で交代した。

 左膝の治療が長引いて本格的な練習再開までに1年3カ月を要し、昨季は10月以降にベンチ入りを果たしたものの、出場がなかっただけにサポーターも早期の復帰を待ち望んでいた。今季のセンターバック候補は、昨季急成長を遂げた高橋祐や新加入のガロビッチら。谷口はFW、MF、DFを高いレベルでこなす万能プレーヤーだが、DF陣の頭数が少ないこともあり、いまは主にセンターバックを担っている。

 「長らく試合に絡めていなかったので、まずは皆さんの前でプレーを見せる。勝利に貢献できるよう、魂を込めてやっていく」と谷口。苦境を乗り越えたベテランが、駅スタのピッチに立つ日が近づいている。

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