巧みに車いすを動かす大谷さん=佐賀市の東与賀中

 インドネシアで開かれた「2018アジアパラ競技大会」の車いすテニスに日本代表として出場し、銅メダルに輝いた西九州大3年の大谷桃子さん(23)=佐賀市=が6日、同市の東与賀中(川内野彰夫校長)を訪れ、講演した。車いす動作の実演も披露し、夢を持つ大切さを呼び掛けた。

 東与賀中が2年生の立志式に合わせて招待した。大谷さんは小学3年からテニスを始め、高校時代には全国高校総体にも出場したが、右手と両足が自由に動かせなくなり、約3年前から車いすテニスに挑戦している。

 講演では生徒180人を前に、病気で引きこもりがちになったこと、車いすテニスに出合えたことなど自身の経験を語り、「大好きなことを一つでも見つけてほしい。それは生きる力になり、困難を乗り越えるきっかけになる」とエールを送った。

 競技用車いすで勢いよく直進し、コーンを巧みに曲がるなど、競技の激しさが十分に伝わるパフォーマンスに生徒たちはびっくり。車いすに試乗した2年の山田美咲さん(14)と西有彩さん(14)は「テニスボールを追いかけながら操作するのはすごい」と感心していた。

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