特色選抜試験で問題用紙を配る学校職員=佐賀市の致遠館高

 佐賀県立高校の全日制で6日、特色選抜試験があり、5231人が実質倍率3・91倍の狭き門に挑んだ。県教育委員会は現在の中学2年生から新しい高校入試制度を導入する予定で、現行制度では最後の特色選抜となった。合格者は13日に発表される。

 佐賀市の致遠館高では定員各12人の普通科、理数科に81人と57人がそれぞれ臨んだ。受験生は試験が始まる直前まで、ノートや参考書を見直していた。

 特色選抜は2012年度に全県立高に導入され、各学校は三つの科目試験と面接を実施する。前年度に引き続き、社会と家庭を選んだ高校はなかった。

 筆記と面接のA方式は新年度に伊万里農林と伊万里商を統合して誕生する伊万里実を含む全32校で行われ、1045人の募集に対して4955人が受験した。実質倍率は4・74倍だった。体育などの実技試験があるB方式は23校で実施し、292人の募集を16人下回る276人が受験した。

 A方式は新年度実施分から、3月の一般選抜試験と統合されて「一般選抜」になる。B方式は「特別選抜」として残り、スポーツや芸術に秀でた従来の指定校枠に加え、学校希望枠を設ける。

 合格者は13日午後1時に各校が受験番号を掲示し、ホームページでも確認できる。一般選抜は19、20日に願書を受け付け、3月5、6日に試験を実施する。

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