佐賀県内初のプロ棋士となった武富礼衣さん

 日本将棋連盟の女流棋士、武富礼衣さん=当時(18)、佐賀市=が、女流名人戦予選準決勝に勝って女流棋士2級に昇格し、男女を通じて県内初のプロ棋士が誕生した。

 武富さんは父と兄の影響で5歳から将棋を始めて、小学4年で小学生将棋名人戦県大会を2連覇。中学2年では中学生女子名人戦全国大会を準優勝するなど、めきめきと頭角を現した。

 龍谷高に入ってからは、1年生ながら全国高校選手権の女子3位になり、プロ棋士の「仮免許」とされる女流3級に合格。この日の勝利で「女流名人戦予選で決勝進出」という昇格の要件を満たした。

 武富さんは佐賀新聞社などが主催する「佐賀名人戦」にも小学生から参加し、5年生の時に予選大会を女性で初めて突破するなど、紙面でも度々取り上げてきた。小学3年の時、取材に「将来は棋士か音楽の先生」と答えていたが、その10年後、たゆまぬ努力で夢を叶えた。(新元号まであと83日)

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