伊万里市教育委員会は、同市松浦町で発掘調査をしている「栗木谷(くりのきだに)窯跡」の現地説明会を9日に開く。江戸時代の初めごろ、陶器から磁器生産に移行する時期の登り窯跡を見ることができる。

 栗木谷窯は1600~1620年に操業したとみられ、調査では全長約25メートルの傾斜地に11の焼成室があることを確認した。陶器の皿や碗(わん)などが出土し、磁器焼成を試みた痕跡もあった。

 調査は、窯跡が市の工業団地整備事業の造成地と重なることから実施した。担当する一本尚之さん(33)は「窯跡の全体像が見られる貴重な機会。多くの人に来てほしい」と呼び掛ける。

 説明会は9日午前10時半から1時間を予定している。集合場所は「さが西部クリーンセンター」そばの発掘調査事務所。問い合わせは市生涯学習課、電話0955(23)3186。

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