九州電力の子会社「九電みらいエナジー」(本社・福岡市)は唐津市湊町や鎮西町などで計画している風力発電事業について、環境保全のための調査結果をまとめた環境影響評価準備書を公表した。28日まで書類をウェブサイトや唐津市役所などで縦覧でき、3月14日まで意見を受け付ける。

 「唐津・鎮西ウィンドファーム(仮称)」として、湊町から鎮西町に及ぶ区域内に、出力3400キロワットの風力発電8基(高さ133・5メートル、ローター直径108メートル)を設置する。合計出力は2万7200キロワット。

 2016年3月から環境影響の調査を進めていた。準備書では環境省の鳥類レッドリストで絶滅の危険が増している「絶滅危惧2類」に分類されているサシバを計画区域で確認したことを報告した。該当するつがいの繁殖期には影響が懸念される工事をしないことなどを明記した。

 2月14日午後6時半から唐津市の湊公民館で説明会を開く。今後は県の審査会や一般からの意見を踏まえ経済産業省に最終的な環境影響評価書を提出し、20年2月の準備工事開始、21年10月の運転開始を目指す。

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