「白タク」を利用しないように呼び掛けるチラシを配る警察官(右)=佐賀市川副町の佐賀空港

 外国人観光客を対象にした無許可のタクシー営業(白タク行為)をなくそうと、九州運輸局佐賀運輸支局と佐賀県警は6日、合同の啓発活動を佐賀市の佐賀空港で実施した。中国の春節(旧正月)に合わせて来日した中国人の観光客らにチラシを配り、白色のナンバープレートが付いた自動車に乗らないように呼び掛けた。

 中国人観光客向けにスマートフォンで予約し、決済する配車アプリを通じた白タク行為が全国的に増えていることを受け、初めて実施した。佐賀運輸支局などによると、県内でこうした白タク行為を摘発した事例はないが、佐賀空港でも目撃情報が寄せられたことがあるという。

 啓発活動では白タク行為が違法で事故に遭った場合に補償が受けられない恐れがある点や、ナンバーの確認の呼び掛けなどを4カ国語で記したチラシを準備、到着ロビーで上海便の利用者に配って注意を促した。

 佐賀運輸支局の担当者は「危険が伴うことを知らずに白タクを利用しているケースも考えられる。意識してもらって、快適に日本を周遊してほしい」と話した。

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