自社の取り組みを紹介した川原会長=佐賀市の佐賀商工ビル

 めんたいこ製造販売「ふくや」(福岡県)の川原正考会長がこのほど、佐賀市で社員を大切にする経営について講演した。人材育成や社員とのコミュニケーションについて自社の取り組みを紹介した。

 川原会長は創業者である父の体調不良を機に、ふくやに入社。川原会長は「社長が不在の約2年で社風が変わった。お客さまが増えるなど接客方法が変わっていったようだ」と人材育成を見直した。

 外部講師を招いた社員教育を実施したものの、自ら学ぼうとする意欲を継続して引き出そうと、資格取得を支援するなど学ぶ環境を整えた。社員の感性を育もうと、PTA活動など社員の地域活動への参加も支援している。

 「中小企業は人材確保が大切」といい、ふくやでは社員の誕生日会を開き、社長時代は社員一人一人の家族構成なども把握していたという。川原会長は「給与などの待遇は変わっていないが、コミュニケーションを大切にすることで優秀な人材の離職防止につながる」と話した。

 講演会は佐賀市が主催した「ワーク・ライフ・バランス推進研修会公開セミナー」の一環で開かれ、経営者ら約70人が参加した。

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