佐賀銀行(佐賀市、坂井秀明頭取)と日本政策金融公庫佐賀支店(中谷正一支店長)は今月から、企業のライフステージに応じた協調融資の取り扱いを始めた。多様なニーズに細かく対応できるとともに、迅速に審査ができるのが特長という。

 「地域応援プロジェクト『地域の芽・育む』」と題して実施する。創業期の企業には、両機関が合わせて2千万円まで融資する。さらなる飛躍を目指す「成長期」、安定経営で事業承継や集約を行う「成熟期」、「農業分野」の融資金額は3億円まで。これまでそれぞれで実施していた審査を連携して取り組むことで、融資決定のスピードアップを図る。

 両機関のノウハウを生かせるのもメリットだ。日本公庫は全国で創業を支援してきた実績を持ち、同佐賀支店は「ネットワークを生かし、県内企業の課題を解決できる」と語る。佐賀銀行は「成長、成熟期にある多様な企業と接点があるのが私たちの強み。事業計画策定の支援、取引先のマッチング、外部専門家の紹介にも力を入れていく」と語った。

 両機関は14年に業務連携の覚書を交わしている。

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