音声を認識し、字幕表示するアプリ「UDトーク」の画面

 音声を認識してタブレット端末やスマートフォンに字幕表示するアプリ「UD(ユニバーサルデザイン)トーク」の使い方を学ぶ講習会が9日午前10時から、佐賀市のアバンセで開かれる。聞こえにくい人や、難聴者の支援をしたい人、外国語の翻訳や通訳が必要な人が対象。

 講習会を開くのは昨年7月に設立した、難聴者らでつくるUDサークル。メンバーの古賀道子さんもUDトークの使い勝手の良さを実感する一人。人工内耳を装用しているが、講演会などマイクを使う場では、人の声を聞き取ることが難しかった。昨年、親戚の披露宴で、UDトークを活用。「この便利さを多くの人に知ってほしい」との思いが高まったという。

 会話が保存できるため、病院に出向いた際の医師の対話ツールに使い、家族に内容を送信することも可能。10カ国語以上の翻訳ツールも備えており、外国人観光客との対話にも活用できる。

 古賀さんは「要約筆記は障害者手帳を持たないと頼めない。UDトークは誰でも使える。高齢で耳が聞こえにくくなった人など、あらゆる人に使ってほしい」と話す。

 講習会では、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会理事で、福岡県難聴者・中途失聴者協会事務局長の本山和彦さんが使い方をアドバイスする。スマホ、筆記具持参。資料代500円。参加希望者は氏名、連絡先を記し、ファクス、0952(24)7126まで。電話は山口さん(午後6時以降)、090(2853)0415。

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