4年生に「ボン」の物語を読みかたりをする本田ひろ子さん=武雄小

武雄市 幼い頃の武雄での思い出をもとに絵本をかいた本田ひろ子さん(62)=東京都=が1月30日、母校の武雄小で子どもたちに絵本を読み語り、「自分を大切にして」という思いを伝えた。

 本田さんは2017年、『ボン―言葉なき者たちからのメッセージ―』(文芸社)を出版した。武雄小に通っていた頃の野良犬「ボン」との話で、仲良くしていたボンが保健所に連れて行かれたが、母親と迎えにいき、家族の一員になって幸せに過ごす物語。

 武雄小では学年ごとに本田さんの読み語りを聞いた。保健所のおりに入れられたゴンの悲しそうな様子などを、心配そうに静かに聞き入っていた。本田さんは「野良犬を救い出しただけの話ではありません。ペットに限らず、みんなが幸せに暮らせる世の中になるよう、自分や周りの人たちを大切にしましょう」と呼び掛けた。

 4年生は「ボンを愛する気持ちが強かった」「収容された犬がかわいそうだった」などと感想を話した。 本田さんは妹の森川聖子さん(60)=京都府=と「ボンちゃんよみかたり隊」をつくり、東京や大阪などでもボランティアで読み語りを続けている。今回は佐賀市に住む母のもとに帰省した機会に同市の小学校でも読み語り会を開いた。問い合わせは森川さん、電話070(5042)8139。

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