神集島に打ち上げられた深海魚「リュウグウノツカイ」=唐津市神集島

 唐津市の離島・神集島に巨大深海魚「リュウグウノツカイ」が、打ち上げられた。体長4メートルを超える珍客の来島に、島民たちはびっくり。見学に来た保育園児もこわごわ手を出しながら珍客を歓迎した。

 波打ち際で揺れているのを島の人が見つけて引き揚げた。体長4・3メートル、背びれを含めた最大体高は37センチで、重さは37・8キロ。銀色に輝く平べったい体はタチウオ、頭やのど元から1メートル以上伸びるひれはトビウオを思わせる姿だった。

 「生きたまま見ると良いことが起こる」「天変地異の前触れ」など言い伝は多いが、生態はよく分かっていない“幻の魚”で、この時は、福岡市のマリンワールドに引き取られた。

 リュウグウノツカイは2009(平成21)年ごろから日本海沿岸でたびたび発見例が報告されるようになった。県内でも10(同22)年から14(同26)年まで、佐賀新聞が報じただけでも4回、唐津市で打ち上げられたり、定置網にかかったりして見つかっている。発見例が増えた原因は不明。海水温の上昇を挙げる専門家もいる。(新元号まであと85日)

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