当選が確実となり万歳三唱する永淵孝幸氏(中央)=藤津郡太良町多良の事務所

 任期満了に伴う藤津郡太良町長選は3日、投開票され、無所属の新人で前副町長の永淵孝幸氏(70)=大川内=が3219票を獲得、無所属新人で前町議の田川浩氏(54)=亀ノ浦=と、まちづくり団体理事長の山口一生氏(35)=伊福=を大差で退けて初当選した。任期は18日から4年で、町政トップの交代は12年ぶり。投票率は77・06%で前回2007年の町長選を6・45ポイント下回った。

 永淵氏は3日夜、多良の事務所で支持者に「皆さんの支援のたまもの」と喜び、「『太良町に住んでよかった』と言ってもらえるような施策に取り組みたい」と意欲を示した。

 現職の岩島正昭氏(72)=3期=が昨年9月、会見で次期町長選に立候補しない意向を示したことを受け、永淵氏は現町政の事業の継続を掲げて10月末に立候補を表明した。

 選挙戦では、町職員や副町長としての行政経験を強調し、高齢者福祉や地域公共交通網の充実などを主張した。一部の町議や町役場OBらが支援に回り、各団体幹部からの支持も集めて票につなげた。

 田川氏は町政の改善点を丁寧に指摘しつつ刷新を訴え、地元の大浦地区を中心に票の掘り起こしを図ったが、及ばなかった。

 山口氏は若い力による農漁業活性化や町政の世代交代を呼び掛け、子育て世帯などから支持を集めたものの、票が伸び悩んだ。

 当日有権者数は7537人(男性3590人、女性3947人)。2日まで4日間の期日前投票は2692人で、不在者投票は150人だった。

■太良町長選得票(選管最終)

当3,219永淵 孝幸70無新

 1,542田川  浩54無新

  993山口 一生35無新

(無効 54)

このエントリーをはてなブックマークに追加